1982-01-20 第96回国会 参議院 決算委員会 第2号
○説明員(塩飽得郎君) 鉄道の事故の場合など、一刻も早く正常な運行に戻したいという問題と、それから捜査上の問題とが絡んで、いろいろ現場で困ることもあるかと思いますが、鉄道公安の方で専門的な知識でやるべきことは公安の方でやるし、また、それ以外の警察でやることが適当な分野については警察がやるということで、捜査、事故の処理につきまして、現場でよく相談をしながらやっておるのが実情でございます。また、警察の方
○説明員(塩飽得郎君) 鉄道の事故の場合など、一刻も早く正常な運行に戻したいという問題と、それから捜査上の問題とが絡んで、いろいろ現場で困ることもあるかと思いますが、鉄道公安の方で専門的な知識でやるべきことは公安の方でやるし、また、それ以外の警察でやることが適当な分野については警察がやるということで、捜査、事故の処理につきまして、現場でよく相談をしながらやっておるのが実情でございます。また、警察の方
○説明員(塩飽得郎君) 目黒委員御指摘のとおり、鉄道妨害が相次いで起こり、またゲリラで列車も襲撃されるという、まことに遺憾な事件が起こっておるわけですが、これにつきまして鉄道公安としましても、警察御当局と協力しながら、捜査を続けているわけでございます。公安のやれる範囲のことは一生懸命やっておりますけれども、有力な捜査の端緒がいまだにつかめていないのはまことに残念でございますが、相手がゲリラ的に出没するということで
○説明員(塩飽得郎君) ただいま自殺についてのお話がございましたけれども、公安の捜査といいましても、御承知のとおり地域的に鉄道の施設内ということで限定されております。したがいまして、捜査に当たりましても公安がやった方がいい場合あるいは警察にお任せした方がいい場合といろいろございますので、その都度相談をしながら捜査を進めて、お互いに理解し合いながら協力して進めておるところでございます。御指摘の点も十分今後
○説明員(塩飽得郎君) ただいま御指摘の事故について私は詳細聞いておりませんけれども、一般的に事故があった場合に、鉄道の側からすれば一刻も早く輸送を確保するために復旧作業あるいはそれに伴うことをやるわけでございますけれども、ただ、捜査の立場もありますので、警察に対しましては基本的には捜査には協力するということで指導しておりますが、復旧に支障のないようにお願いをするということで現場でいろいろ相談をしながら
○説明員(塩飽得郎君) 成田の燃料輸送の問題に絡みまして、こうしたただいま御指摘のような妨害事件が発生するのはまことに遺憾なことでございまして、ただいま警察庁からの御説明もありましたように、何とか防止したいということで、国鉄側も公安本部あるいは当局それぞれ努力をしているわけでございます。ただ、何分沿線が長いのと、また非常に線路の性質上襲われやすいという点もございますけれども、一つは設備の問題、あるいは
○説明員(塩飽得郎君) ただいま目黒議員の御指摘のとおり、鉄道妨害につきましては、何件か発生しておりまして、鉄道の安全輸送については、きわめて重大な問題でございます。公安としましても、警察と十分連絡をとりながら、今後とも捜査を続けてまいりたいと考えておるわけでございます。
○塩飽政府委員 銃砲の問題につきましては現在、スポーツあるいは趣味としてこれは社会的に効用を果たしているという点については、私どもも十分認識をしているつもりでございます。それなりの効用はあると思いますし、また愛好者も、それにつきましては熱心に取り組んでおられるということもわかっておるわけですが、ただ、銃砲が本来的に危険なものであるということから、一般的には銃砲の所持は禁止をされているわけでございます
○塩飽政府委員 平塚の事件については、これは捜査の担当でいま鋭意捜査していると思いますが、この使われた銃につきましては、詳細はまだ十分わかりません。猟銃であるということは推定しておりますが、恐らく十二番ぐらいの標準型の銃ではないかというふうに考えております。
○塩飽政府委員 ただいま御指摘の陳情書なりそういった御意見というのは、私どもの方にも参っているものと内容は同じだと思いますが、そういったものが出るまでに、実は昨年、大阪でああいう痛ましい事件がありました後に、いろいろ各界で議論が起こりました。その中でも、いまの銃刀法の許可の基準を見直すべきではないかとかいろいろな御意見を承ったわけですが、そういったことから制度の見直しをしたわけですが、その過程で業界
○塩飽政府委員 捜索願の出ている方が七人おられるわけですけれども、その中で、現在いろいろなところへ手紙を出しておりますけれども、来ているのが大体五人おります。ただ、その中で、筆跡などを警視庁で鑑定をいたしまして、恐らくこれは本人の筆跡に間違いないという者が四人おります。一人はまだ確認しておりません。ただ、残りの二人の方が、これは最近手紙も全然来ないということで、その方については全く手がかりがございません
○塩飽政府委員 このイエスの方舟につきましては、表向きは宗教活動ということで活動しているということになっておりますけれども、私どもから見まして大変異常な点が多いように思います。 一つは、信者と称して実際に集め、布教活動をやるとは言うのですけれども、信者の中から、若い女性が家出をしてしまう。しかも、家出をした後親にも会わせない。また、居所も明らかにしない。集団生活を送る。そして転々として所在を変えるというふうなことから
○塩飽政府委員 先般、予算委員会で御質問いただきましたけれども、その後警察としましては、二月二十五日に、捜索願の出ている七人の方はもちろんですけれども、イエスの方舟の関係者全員につきまして詳細な全国手配を行いました。 一つは、イエスの方舟の関係者の所在あるいは就職等に関する情報の入手でありますとか、また各管区警察局の担当の課長を通じまして、関係向きに捜索活動の強化をするようにという指示もいたしました
○政府委員(塩飽得郎君) 核燃料物質の運搬につきましては、必要な場合、パトカーをつけまして十分前後の警戒をするとか、あるいは必要であれば、交通事故その他の危険がございますから、交差点に警察官を立てるとか、そういった措置はしておりますが、部隊で云々というのは……。
○政府委員(塩飽得郎君) まず、出発地の都道府県公安委員会、これは事実上警察が事務をやっておりますが、届け出を受けますと、まず目的地までの経路がございますが、それに関係する各県の警察に事前に連絡をして、意見を聞きます。それで、経路その他について意見があれば、それに従ってまた事業者と協議などいたしまして、最も安全な経路あるいは日時、時間、場所、そういった点まで含めて、運ぶコースといいますか、そういった
○政府委員(塩飽得郎君) 原子炉等規制法によりまして、核燃料物質の運搬につきましては、出発地の都道府県公安委員会に届け出がなされるということで、これは一昨年の改正で入りました。昨年の三月から実際に運用されているわけです。そういったことから、まず出発地の公安委員会はそれを承知しておりますし、事前の連絡も十分受けております。また、警察庁の方にも、事業者あるいは科学技術庁の方からも事前に連絡がございます。
○政府委員(塩飽得郎君) 立入検査のような人権上慎重に行われなければならない問題につきましては、厳格に法の枠内でその運用が行われるということは当然のことであります。したがいまして、法文上も、立入検査の要件としまして、盗難の防止、その他危害予防上調査する必要がある場合であって、あらかじめ関係者に通告した後でなければならない。しかも、立ち入りに当たっては、その必要な限度は超えてはならないという厳重な要件
○政府委員(塩飽得郎君) 実際の運用に当たりましては、厳格に、人権侵害等のおそれのないように十分注意して運用するように指導もしてまいりたいと思います。
○政府委員(塩飽得郎君) ただいま御指摘のありました立ち入りの問題でございますが、これにつきましては、今回の改正によりまして盗難の防止、その他危害予防上の観点から銃砲の保管の設備、方法の基準というものを総理府令で具体的に定めることにしているわけでございます。 特に猟銃につきましては、その危険性から、所持許可を受けた者などが、猟銃を法令の基準に従って収納しているかどうかということを確認し、そして立入検査
○政府委員(塩飽得郎君) ただいま御指摘のような訪問販売あるいは福祉に名をかりた募金、そういったものが各地であるという、また苦情もあるということは承知しております。その点につきまして各警察でそれぞれ立証可能なものにつきましては検挙をしてそのつど事件として処理しております。現在なども、最近の例ですけれども、募金をしたあるいは訪問販売をしたということで、ことしになりましてからも八件ばかり検挙しておりますし
○政府委員(塩飽得郎君) ただいま御質問のありました全国各地での何件かの失跡事件についてでございますが、一番初めに、まず福井県の事件がございました。これは五十三年七月七日でございますが、小浜市の地村保志さん二十四歳、それから婚約者の浜本富貴恵さん二十四歳、この二人が小浜市郊外の青井海岸の展望台で、車を残したまま蒸発してしまったという事件がございました。これにつきましては五十三年の七月の十日に、お二人
○政府委員(塩飽得郎君) 市民ラジオの問題につきましては、お説のとおり大分迷惑をしている向きもございます。そういったことで、これは電波法違反ということで検挙をしているわけでございますが、おっしゃいますとおり、何分現場を押さえない限り大変捜査はむずかしいわけでございます。たとえて申しますと、昨年一年間で千二百十件検挙しております。これは五十三年が八百十七件で、この二年間で大分検挙件数がふえました。ただ
○政府委員(塩飽得郎君) 暴力団につきましては、本来猟銃の許可というものを与えることについてきわめて厳正に対処しておりますので、その中で暴力団が所有していた銃というのは実は統計上とっておりませんが、これはほとんどないのではないかと思います。大体が普通の許可をしていた銃であろうと思います。
○政府委員(塩飽得郎君) 昨年いろいろな事情ございまして、許可基準の見直しその他をやったわけですけれども、そういう過程で廃棄あるいは譲渡された銃が大体二万七千丁ぐらいございます。これは平年よりは——普通の年ですと毎年一万五、六千丁だったと思いますけれども、昨年はやや減った数が多かったということでございます。
○政府委員(塩飽得郎君) 現在の銃砲の許可状況につきましては、総数で八十八万一千二百四丁というふうになっております。これは昭和五十四年の数字でございますが。その中で、猟銃が七十二万五千七百四十八丁。これはライフル銃と散弾銃でございます。ライフル銃が二万七千五百七十七丁、それから散弾銃が六十九万八千百七十一丁、そのほかに空気銃が九万八千九十三丁ございます。あと、建設用銃その他の銃砲ということになっておりまして
○塩飽政府委員 しているだろうと思います。
○塩飽政府委員 海外で購入してきた資金の流れというものは捜査の過程で十分関心を持っておりますけれども、具体的にロンドン事務所長の、いま小関さんとおっしゃいましたが、その方とどういう交渉があるかということにつきましては詳細はまだ承知しておりません。
○塩飽政府委員 昨年末来愛媛、広島、警視庁、それから福岡の四都県で五つの業者を詐欺の疑いで検挙しております。愛媛県を除きましては捜査中でございまして、現在まで八人がそれぞれ詐欺罪で起訴されております。
○塩飽政府委員 被害の実態についてでございますが、昨年来、愛媛、広島、福岡、警視庁の四都県でこの種の取引に係る詐欺事件を検挙あるいは捜査中でございます。これらの事件に関連して発見されました被害者は、現在までの捜査では約二百八十人おります。被害額はおおむね四億四千万に上るものと見込まれておりますが、そのほかに昨年一年間でこの種の取引に関して警察に寄せられました苦情であるとか相談などにつきましては七十八件
○塩飽政府委員 浜松で起きた事件につきましては、詳細まだ十分把握しておりませんが、何か名古屋の方の米の業者がスーパーに米を卸しに来たときに地元の方が反対をしまして、そこで暴力事件が起きた。それで二人検挙をされているという話は聞いております。
○塩飽政府委員 関税法違反に係る押収の問題でございますので私からお答えいたしますと、十二月の四日と五日に押収しました点数が大体九千点以上、かなりの数ございます。それにつきまして、KDDの旧社長室の関係者十数人、その人たちにもいろいろと事情をお聞きしながら分析をしておるところでございますが、内容といたしましては、書画骨とう、美術品のたぐいであるとか、あるいは資料、書類であるとか、そういったものがございますが
○塩飽政府委員 KDDの捜査の過程で、通信の秘密の問題に関する事項云々につきましては報告を受けておりません。また、捜査の内容にもかかることでございますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○塩飽政府委員 通信の秘密の問題につきましては、公衆電気通信法その他電波法、関連の法規があると思います。具体的な事実でどのように判断されるかは、いまお答えできる段階ではございません。
○塩飽説明員 KDDの一連の事件と外為法との関連でございますけれども、この問題につきましては、ただいま関税法違反で捜査をしているところでございまして、ただいまその問題云々についてお答えしかねる次第でございます。具体的な捜査の問題にも絡みますので、何とも申し上げかねると思います。
○塩飽説明員 ただいまの御質問につきましては、捜査の内容に関する問題でございますので、今後の捜査につきましていろいろ影響があろうかと思いますので、捜査の内容につきましての御答弁は差し控えさせていただきたいと申し上げたわけでございます。
○塩飽説明員 ただいまの御質問に関する点につきましては、警視庁は先般捜索を行いまして、ただいま資料の整理分析に鋭意努めております。どういうものがあったか、あるいはどういう資料を入手しているかということにつきましては、捜査の内容の問題でございますので、答弁は差し控えさせていただきたいと思います。
○説明員(塩飽得郎君) 現在は昨日押収いたしました資料の整理、検討を始めておるところでございまして、これから先の捜査がどういうふうになるかということにつきましては、ちょっとまだいまの時点で申し上げる段階ではございませんので御勘弁いただきたいと思いますが、将来また新しい犯罪容疑事実というものが出てきた場合は、その時点でまた判断をいたします。
○説明員(塩飽得郎君) ただいまの御質問に対しまして若干の捜査の経過を申し上げたいと思いますが、この事件が発生したと同町に警視庁で基礎的な内偵作業を続けていたわけでございますが、十一月の十四日に東京税関成田支署から東京地検に告発がございました。そこで警視庁としましても本格的な捜査に入りまして被疑事実の裏づけを行っていたわけでございます。それで、昨日午前九時五十分から国際電信電話株式会社の本社などの捜索
○説明員(塩飽得郎君) KDDの捜査につきましては、本日二十三カ所の捜索に着手したばかりでございまして、今後の進展に伴いまして判断をしてまいりたいと思います。
○塩飽説明員 一連の事件につきまして十一月の十四日に関税法違反で当局から検察庁に告発がございましたので、現在その事実関係について警視庁防犯部で解明中でございます。
○説明員(塩飽得郎君) 日本電気がコンデンサーを運搬させたといいますか、そこら辺の経緯については現在逮捕されている被疑者の供述の中で、頼まれたといいますか、研究所の方から国の目的で頼まれた、そのために協力する意味で運搬をお願いしたのだというふうなことも一部会社側の方のお話にもあるようでございますが、その辺の詳しいいきさつはまだはっきりいたしません。ただ、そこら辺の事情の周辺部、まあいろいろ調べるうちに
○説明員(塩飽得郎君) 現在取り調べ中でございまして、逮捕した富田雄司の供述によりますと、利益を図る目的でというふうなことを言っておるようですが、まだ調べの段階でございますのではっきりしたことはわかりません。
○説明員(塩飽得郎君) ただいま御指摘の件は現在神奈川県警で捜査中の事件で、横浜市緑区荏田町にあります環境総合整備株式会社代表取締役の富田雄司という者が違反をしたケースだと思います。 この件につきましては、この環境総合整備株式会社の富田という者が川崎市長の許可を受けないで、昭和五十三年の四月ごろから五十四年十月ごろまでの間の出来事でございますが、川崎市中原区下沼部にあります日本電気株式会社玉川事業場
○政府委員(塩飽得郎君) 猟銃の許可につきましては、五十三年の一二月末現在で、ライフル銃が二万六千六百二十六丁でございます。それから散弾銃が七十一万一千九百八十八丁、そのほか空気銃がございまして、空気銃が十万九千八百二十三丁、合計しますと八十四万八千丁余りになります。
○政府委員(塩飽得郎君) 制度の見直し自体につきましては、いま鋭意努力をしているところでございまして、ただ、これがいろいろ法律的な問題も絡みますし、実態の調査その他もございますので、いつごろということはちょっと申しかねますが、なるべく早い機会に私どもの方針というものをまとめてまいりたいと思っております。 ただ、とりあえずの措置としましては、現在許可を受けている者、あるいはこれから許可を取ろうとする
○政府委員(塩飽得郎君) 銃刀法の制度の基本的な見直しにつきましては、所持許可者の実態調査でありますとか、あるいは許可基準の運用実態などにつきまして、大阪の梅川事件の発生した後に、全国一斉検査なども活用いたしまして調査検討を加えている次第でございます。 一方、このような調査と並行いたしまして、一つは欠格者排除のための審査でありますとか、基準を厳しくすること、それからまた、真に銃の使用を必要とする者